ライフハック

人には役割があるという話

いつの時代にも進学するたびに急にキャラが変わる「○○デビュー」とか、社会人で急に仕切り出す「社会人デビュー」とかする人がいる。

そしてそれらは確実にうまくいかず、「なにあいつ笑」という冷ややかな目を向けられて終わる

なぜこれらは上手くいかずに終わるのか。

 

それは、人にはそれぞれ役割があるからだったのだ。

http://pochitama11.com/2018/09/15/%E5%91%A8%E3%82%8A%E3%81%AE%E7%9B%AE%E3%81%8C%E6%B0%97%E3%81%AB%E3%81%AA%E3%82%8B%E4%BA%BA%E3%81%B8%e3%80%80%E3%80%9C%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%AE%E4%BA%BA%E7%94%9F%E3%82%92%E7%94%9F%E3%81%8D%E3%82%8B/

人にはみんな生まれ持った役割がある

みんなから信頼され、リーダーシップをとりつつダメな人へのケアも忘れない男。

こんないわゆる「デキる大人」に憧れてた人は多いだろう。

もちろん僕もそうだった。

僕も大学生の時になりたい社会人の姿といえば、こんなバリバリのリーマンの姿をいつも思い描いていた。

 

入社時はかなり意識が高い若手だったと思うし、それなりにデキるサラリーマンを演じれる自信もあった。

でも1ミリもうまくいかずにその夢も去っていった

みんなに慕われたい!みんなを引っ張っていきたい!

そう思えば思うほど、周りは付いて来なかったのだ。それも学生時代以上に。

 

そして僕はあることに気づいた。

学生時代のキャラが自分の役割であり、それは簡単には変えられない

僕の学生時代のキャラといえば、どちらかというとイジられキャラで好き勝手生きるけどなんか憎めない、いわば「お調子者キャラ」であった。

みんなから尊敬されたり憧れられるような要素はゼロに近いものの、誰かから嫌われるようなこともなかった。

ちょっと変わってるけど、なんか面白いよねアイツ

これが僕に対する周りの評価であった。

よく言えば愛されていたのだろう。

 

小学校くらいから大学までずっとこのキャラで生きてきた僕が、急に社会人になってリーダーシップを発揮しようとしたところでうまくいくはずがなかったのだ。

なぜならキャラは長年かけて蓄積されたものであり、それが自分の人生における役割であるから。

・失敗しながらもそこから笑いが生まれるキャラ
・ガンガンリードしていくキャラ
・ひたすら付いていくキャラ

などなど人には様々なキャラがある。

それが自分の役割であり、それに従って生きた方がラクに生きれると言うこと。

僕が社会人になった時、デキる男デビューがうまくいかなかったのは、この役割に反していたからだ。

自分のキャラや役割を一度見つめ直す

なんか今の環境ハマらないなとか、人間関係がうまくいかない時はだいたい自分のキャラに反しているとき。

それはつまり自分の人生の役割と反しているときである。

そんな時は一回自分の過去を見つめ直してほしい。

自分が今までどんなキャラでハマっていて、どんな時はハマらなかったのかを考えてみるのだ。

うまくいかない時は、だいたい変な欲求がジャマしてムリしている時と気づく

 

学生時代憧れていたあの人みたいになりたいとか、
環境変わったし一発モテてやるぜ!

みたいに変に意気込むとだいたいうまくいかない。

僕がそうだったから。

そんな時は学生時代に仲良い友達といた時に、自分はどんなキャラだったか思い出してみよう。

そこでの自分が一番居心地の良い場所であり、周りもついてきてくれる時なのだ。

最近のツイッターを見てると、

勤め人vsフリーランスとか
ストナンvsネトナンとか
高収入vsミニマリストとか

なりたい自分像が先行しすぎているなと思う。

もちろん目標を持つことや、こうなりたいという願望を持つことは素晴らしいこと。

ただその前に、一回立ち止まって自分の役割ってなんなんだろうって考えてみる時間があっても良いのかと思う。

孫正義さんみたいにビジネスでバリバリ切り開いていく役割もあれば、キンコン西野さんみたいに炎上しつつも周りを巻き込んでいく役割の人もいる。

みんな違ってみんな良いんだよね。

ムリに誰かになろうとせず、自分のキャラを活かしながら環境に合わせてポテンシャルを発揮できたら、自分も周りもハッピーだからね。

 

ということで、今日は役割について書いてみた。

読んでいただきありがとうございました。